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チェンマイ大学での貢献 (36)

伊藤信孝

チェンマイ大学客員教授・工学部

 日本の大学、それも国立の地方大学に大学院修士課程が設置されてから久しい。また博士課程の設置もその後しばらくして実現したが、その背景には先進国としての国際貢献の一つとして海外からの留学生の受け入れがあった。修士課程の設置には、高等教育を受けた人材の供給に対する社会的ニーズと留学生受け入れの2つがあった。日本の大学では博士課程修了者の就職が難しく、よほどの理由がなければ博士課程に進学する者はいない、と言うのが大方の認識であった。この認識は今でもさほど変わっていない。

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