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チェンマイ大学での貢献 (79)

伊藤信孝

チェンマイ大学客員教授・工学部

  本報では客員教授とは何か、何をするのが客員教授としての責務であり、相手機関に取って貢献になるのかをじっくり考えてみたい。これまでにも既述したように、客員教授にとして招聘を受けたが、この部分がはっきりしないと在籍した意味や貢献度、効果も薄れると常に自問自答してきた。また招聘を受けた客員教授の思想、意向や考え方が如何に正しく、大学や大学教育、研究活動に寄与するものであっても、大学のトップや直接の上司の意向がそうでなければ、本人の考えとは無関係に即刻辞職をさせられる立場・運命にあることは頭に入れておかねばならない。

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