チェンマイ大学での貢献(32)
伊藤信孝
チェンマイ大学客員教授・工学部
本報では学部学生への講義について紹介する。既に同じような内容の記事を過去にも紹介したかに記憶するが教育に関わることなので重複しても良いのではないかとか、古い話だから再度重要な部分を強調する意味も含めて敢えて報告する。あと一週間もすれば期末試験が始まるという時期と筆者の日本への一時帰国があと数日に迫った木曜日の夜遅く、同じ分野で授業をシェアしているカウンタ・パートの教員から急にメールが入った。内容は「精密農業」についての講義をしてほしいという依頼であった。