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大学放浪記(58)

大学放浪記 (58)

伊藤信孝

マエジョ大学客員教授・国際学部

 

 定年退職後2年ほど、在職時の勤務先で2つの身分(工学部社会連携、大学本部国際交流課)をもらい、居候候させて頂いたことはかなり以前に記した。その2年間の半分は、タイの雇用受け入れ先大学の身分と重複していた。したがって、一時帰国は年に1~2度はあったが、大半はタイ在住で大学に身を置いた状態で今日に至っている。もちろんコロナ禍でここ3年半ほどは帰国していない。今日までの長期のタイ在住で見聞してきたことの中で、主として今後の大学改革や教育、研究、社会貢献など、これはと思うことを記録として残し、後世の大学の発展、進展に利用できればと考えてきた。特に、日本でも同じように実施された大学改組に伴う改革では大学の「国際化」と「研究大学」という2つのキーワードが大学生き残りに不可欠になっている。

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