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大学放浪記(60)

大学放浪記(60)

伊藤信孝

マエジョ大学客員教授・国際学部

 本報では大学が管理するメール・システムの取扱い、維持管理の相違が大学の機能、評価、学術活動(教育、研究、社会貢献)に与える影響について報告する。特に筆者のように外国人客員教授から見た率直な思いを披露する。タイの大学にどのような形であれ、雇用されるとなるとメールは重要なコミュニケーション・ツール(communication tool)となることは周知である。雇用が決まって最初にしなければならない仕事が大学のインターネットへのアクセスを可能にするユーザーID、メール・アドレス、パスワードの設定である。

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