チェンマイ大学での貢献 (94)
伊藤信孝
チェンマイ大学客員教授・工学部
地球規模で考え、地域レベルで行動せよ (Think globally, Act locally) とは10年以上も前にトピカル(Topical) に良く言われたキー・ワードであった。今でもこの表現はこれまで程には聴かれなくなったが、その精神や思いを抱いている人は多くいるのではないかと推察する。
本報では「環境教育」について記す。筆者は大学人であり、話題の殆どは教育、研究に偏ることを容赦願いたい。タイの大学の教育、研究では、特に重要で、必要と考えていること、さらにそれらをどの様に実施実現するかが、自分に課せられた役割 (Role & Mission)と心得ている。