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コンケン大学での居候生活 (13)

伊藤信孝

コンケン大学客員教授・工学部 

 コンケン大学に移籍してから、あと数日で半年になる。相変わらずコロナ禍で身動きができない。毎日宿舎と大学のオフィスを行き来するだけの単純な生活が続く。コロナ禍で学生も大学には殆ど来ておらず、最近になってようやくその数も増してきた。今日は2回目の90日レポートの提出に移民局 (Immigration Office) に出向く予定である。このことからも自分がコンケン大学に移籍後半年を迎える事を実感させられる。

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