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国際協力のひとこま ⑨

『国際協力のひとこま』 ⑨

★受託事業事例紹介 / マルチセクターで取り組む栄養改善(南アジアorアフリカ諸国向け)

 ―副題;いろいろな視点で見る栄養問題 その3(水・衛生)―

前回(『国際協力のひとこま』⑧)掲載を通じご紹介のJICA海外ボランティア自身が赴任された地域の子供たちへの給水のための工夫は次のようなものでした。水は、生きていくに、最重要と言っても過言でないかと思います。飲むための水ばかりか、手洗いやうがい、農作物の栽培などなど、広く必要とされます。

ですが、一般に、どこにおいてもあって当たり前のものが十分に整っていない、つまり、水道など未整備な状況が少なくないのが途上国といっても、過言ではありません。一方、代替出来るようなものを確保することの難しさも感じます。筆者自身も途上国への赴任時に経験しましたが、安心して飲める水道水は、どこにでもなくて困ったのですが、ミネラルウォーター購入でしのぐのが一般的ですが、それなりのコストが必要です。途上国で購入する飲み物は、昔ながらの瓶詰のものもありますが、ペットボトル飲料が広く出回っています。この合成樹脂でつくられた、ある意味、ごみにしかならないペットボトル。でも、ものは考えようで、活用次第では有効な資源として考えることが出来る例かと思います。

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