チェンマイ大学での貢献 (90)
伊藤信孝
チェンマイ大学客員教授・工学部
本報では「マテリアル・ハンドリング (Material handling)」に関して記述する。日常生活でも種々経験する事ではあるが、とにかく取り扱う量が多いとか、とりあつかいにおけるプロセス、工程が複雑だとロス (Loss) も多くなる。エネルギ消費のロスのみならず、最終的に得られる製品の歩留まり、生産効率にも差が出る。すなわち不良品 (Defects) がゼロで、最終的な製品が全て100%合格品であれば、それだけ生産効率は高い評価を得る。