お知らせ一覧
国際協力のひとこま ⑨
『国際協力のひとこま』 ⑨
★受託事業事例紹介 / マルチセクターで取り組む栄養改善(南アジアorアフリカ諸国向け)
―副題;いろいろな視点で見る栄養問題 その3(水・衛生)―
前回(『国際協力のひとこま』⑧)掲載を通じご紹介のJICA海外ボランティア自身が赴任された地域の子供たちへの給水のための工夫は次のようなものでした。水は、生きていくに、最重要と言っても過言でないかと思います。飲むための水ばかりか、手洗いやうがい、農作物の栽培などなど、広く必要とされます。
ですが、一般に、どこにおいてもあって当たり前のものが十分に整っていない、つまり、水道など未整備な状況が少なくないのが途上国といっても、過言ではありません。一方、代替出来るようなものを確保することの難しさも感じます。筆者自身も途上国への赴任時に経験しましたが、安心して飲める水道水は、どこにでもなくて困ったのですが、ミネラルウォーター購入でしのぐのが一般的ですが、それなりのコストが必要です。途上国で購入する飲み物は、昔ながらの瓶詰のものもありますが、ペットボトル飲料が広く出回っています。この合成樹脂でつくられた、ある意味、ごみにしかならないペットボトル。でも、ものは考えようで、活用次第では有効な資源として考えることが出来る例かと思います。
国際協力のひとこま ⑧
『国際協力のひとこま』 ⑧
★受託事業例紹介/マルチセクターで取り組む栄養改善(南アジア諸国向け)
―副題;いろいろな視点で見る栄養問題 その2(環境・衛生・水)―
2023年度、当方の受託研修が本格的に開始いたしました。今週の来日メンバーは、バングラデシュ、ネパール、パキスタン、スリランカからです。約1か月の滞在、研修ですが、少しでも多くのことを学んでいただけるよう、スタッフ一同、出来る限り精一杯、取り組みたいと思います。
今回の以下記事そのものは、当該研修の具体的内容に、触れるものではありませんが、研修で取り扱うイシューである栄養について、皆さんと考えられる情報に出来ればと思っています。
(以下、掲載本文)
前回(ひとこま⑦)は、栄養イシューを『食』、つまりは、食材の使い方という視点で、ご紹介させていただきました。
一方、栄養改善というと、ただ単純に、栄養素を摂取する、新しい栄養素を取り入れる、バランスよい栄養素摂取を考える、ということだけではないと思います。
(文責・事務局 浅野)
#衛生 #水 #安全 #安心 #栄養
国際協力のひとこま ⑦
『国際協力のひとこま』 ⑦
★受託事業事例紹介/マルチセクターで取り組む栄養改善(南アジアorアフリカ諸国向け)
―副題;いろいろな視点で見る栄養問題 その1(食)―
筆者が幼少のころ、同級生のお父様が経営している魚屋さんが近所にあった。最近は珍しい個人商店ですが、店主である友達のお父様は、お客さんを見ると、「〇〇(魚種)が新しく入ってるよ!」、「〇〇は、このような調理の仕方が、美味しく食べられるよ。」と声をかけていたのを通りすがり、見させていただいていたのを覚えています。
また、別の機会に、少し広い売り場を持つ食料品店では、小型のコンロを店内に持ち込み、何か調理しながら、声をかけている係の方が、セールスされていましたのも懐かしいです。いわゆる試食コーナーです。今となっては、大型のスーパーマーケットやショッピングセンターが主流になり、めったに見なくなった風景なのかもしれません。
(文責・事務局 浅野)
#食 #栄養素 #調理法 #改善
国際協力のひとこま ⑥
『国際協力のひとこま』 ⑥
★事業事例紹介/
(生活改善アプローチによる)持続的農村開発のための普及員育成研修コース:JICA筑波から受託(2023年1月から2月;事後プログラム実施)
―【副題】受益者主体の学びとは その2(前回からの続き)ー
以前、弊法人が取り扱う生活改善アプローチを通じた研修の骨子をお伝えさせていただましたが、実際の研修では、『農民たちそれぞれ自主性を重んじ、彼ら自身が自ら考える、感じる様に、側面からそれとなくその人の気持ちに共感し、彼ら農民たちの思いを話させてあげ、農民本人の意欲、やる気を引き起こすこと』との気づきを得ていただいたようですので、以下に具体的な研修支援に対する反応例を交え、引き続きご紹介させていただきます。
(文責・事務局 浅野)
#生活改善 #セイカイ #農村開発 #自ら考える
国際協力のひとこま ⑤
『国際協力のひとこま』 ⑤
★事業事例紹介/
(生活改善アプローチによる)持続的農村開発のための普及員育成研修コース:JICA筑波から受託(2023年1月から2月;事後プログラム実施)
―【副題】受益者主体の学びとは その1ー
事務局サイドでは、受託事業と異なる法人経営と言う視点で物を見ていることもあり、以下のような内容をお知らせさせていただきます。内容は、少々、理屈っぽい記載かも知れませんが、お許しいただければと思います。
さて、前々回、第2号(2月24日掲載)でご紹介させていただいた生活改善アプローチコースの概要に引き続いてのご紹介となります。
(文責・事務局 浅野)
#生活改善 #セイカイ #農村開発 #自ら考える
イフパットだより32号
コロナ禍では、国際協力活動の多くはリモートで行われていました。しかし、リアルと言うのですか?対面でそして現場に出かけて行う活動がようやくできるようになりました。イフパットだより32号では、中米のエルサルバドルとグアテマラにおける技術協力活動、そして我が国に南アジアから招聘して行った研修事業の報告を掲載しました。農村部に関係する生活改善・栄養改善に関係するものです。バナー「イフパットだより」をクリックして是非ご覧ください。(永井)