会員活動報告一覧
コンケン大学での居候生活 (27)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
在職時、それも大学に赴任してかなり早い時期の助手の時代に、米国で開催の国際学会に出席して論文発表したときのことである。初めての国際学会参加出席でもあり、詳細が分からず、また発表に用いる資料も、どの様に準備して行けば良いのかも、もちろん分からない。ただその時に分かっていたことは、普通の口頭発表ではなく、今で言うポスターセション形式の発表で、割り当てられた面積の壁」に発表者が必要とする資料を貼り付け、その前で1時間ほど立ち続け、参加者が質問に来るのを待ち受けると言うものである。
コンケン大学での居候生活 (26)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
長引くコロナ禍でオフィスにとどまる機会が多く、この時間を利用して、さらに国際交流事業に関し、これまでの経験を踏まえてさらに記述しておきたい。参考になれば幸である。したがって、本報ではコンケン大学での居候生活とは少し離れた話題になることを断っておく。
コンケン大学での居候生活 (25)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
本報では引き続き「国際交流」について記す。長年に亘るタイでの生活、特にタイの大学での長期に亘る生活を通じて主に国際交流を概観し、いつものことながらオリジナルな事業企画がオッファーされていないことをいぶかる懸念を持ち続けてきたことはこれまでにも既述した。しかしその原因、要因が何処にあるのかについてはあまり正確には把握できていなかった。
コンケン大学での居候生活 (24)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
国際交流プログラムに関し、最近あまりにも耳を疑う話を耳にした。驚きが冷めないうちに記憶にとどめておく意味で早々に此処に紹介報告する。したがって本報における主要内容は「国際交流事業」であり、筆者なりの意見を披露する。
驚きの話というのは次ぎのようである。長引くコロナ禍もようやくワクチン開発と接種などが徐々に整いつつあり、何とか先に一筋の光明が見えてきた感じであるが、地域、国によってその状況は未だ予断を許さない環境にある。
コンケン大学での居候生活 (23)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
本報では、筆者のコンケン大学におけるTOR (Terms of Reference)の仕事の役割の一つである、学術活動について記す。記憶が定かでは無いが、数年前から(あるいはもっと以前からかも知れない)が、Linked-in, ResearchGateに登録してから、定期的に自身の論文がどの程度参照され、どのくらいの人が、世界的に興味を持ち、アクセスしているかを知ることができる様になった。また年代的にも、それらの論文がいつ頃のものなのか、などを知ることができるようになった。
コンケン大学での居候生活 (22)
伊藤信孝
コンケン大学客員教授・工学部
長期に亘るコロナ禍で直接開催地を訪れ、顔と顔を合わせて話しをする機会は殆どなくなり、もっぱらオンラインでの開催が日常化している。本報では最近偶然にも参加の機会を得た国際学会 「SIGNAL 2021」 について報告する。本件については本報に先立ち、一部を既述したが、イベントの閉会を機に再度加筆報告する。