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チェンマイ大学での貢献 (12)

伊藤信孝

チェンマイ大学客員教授・工学部

 

 チェンマイ大学が大学レベルで参加する行事の中に、4月の水かけ祭りパレード、また大学レベルではないものの工学部として参加する行事にロイクラトン祭りがあります。これは陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、また罪や汚れを水に流し、魂を浄める祭りです。人々は、バナナの葉や紙で作ったクラトン(灯籠)を、ロウソクや線香や花で美しく飾り、満月を映す水面に流します。川はまるで光の天の川となり、その幻想的な美しい光景に人々は酔いしれます(タイ国政府観光庁より)。著者は特別なことがない限り、毎年欠かさずこれらの行事に参加している。ここでは2015年の参加について記す。

チェンマイ大学での貢献(11)

伊藤信孝

チェンマイ大学客員教授・工学部

 

  チェンマイでは春先になるとあちこちで山の下草焼きが行われる。農家が、所有する山林の下草を焼き払い、その後にキノコを栽培して副収入にすると言う。観光資源と環境資源が売りのチェンマイにおいてはあちこちで立ち上がる煙とスモッグで観光バスの通行が妨げられたりすることも珍しくない。何故焼き払うのかというと、余計な労働力を使わずして瞬時に大量の小木を含む下草を焼却して質量削減を図ることが出来る上に、焼却後の灰が肥料としての役割を果たす。さらに害虫や土中の雑菌を殺す利点があると言われる。しかし農家にとって都合が良くても市や県に取っては不都合である。当然ながら法的な規制をしつつあるが、現場に出向いて制止するレベルまでは難しいのが実情である。

チェンマイ大学での貢献(10)

伊藤信孝

チェンマイ大学客員教授・工学部

 

  チェンマイ大学工学部に客員教授として籍を置いてから、約7年が過ぎた。その間にどのような事をしたか。ここでは主に所属機関であるチェンマイ大学をベースに如何なる社会貢献をしたかについて記す。筆者が果たした主たる役割は、以下に示すように

   1. チェンマイ大学と相手機関の間に入って紹介を含め、社会連携促進を図る

   2. 日系企業・機関の要請を受けてタイの大学との交流推進を図る(またその逆も実施)

   3. 新たな新規事業を提案し、教育・研究に資すると共に連携強化を図る

の3つに区分されるが、主に仲立ち人として相手機関との企画・調整を図ると言う部分に要約される。幸いにしてタイの大学、政府機関にはこれまで構築した人的ネット・ワークが少なからず機能しており、円滑な行動の推進が可能であったことが大きな支えになっている。このネット・ワークはタイに留まらず、ベトナム、ラオス、カンボデイア、ミャンマー、インドネシア、フィリピンにも及び、年月の経過と共にかつて要職にあった友人・知人がめまぐるしく定年退職あるいはその任期を終えて入れ替わる時機を迎えていても、新たな人選では別の知人がその要職に就くと言う幸運にも恵まれている。以下の表に示す以外にも仲立ちを務め連携強化推進につながった例は有るが、その後の事業仕上げ・完成時に立ち会っていない案件については記載してない。

 

H27年度中南米地域「生活改善アプローチ」の研修コースが沖縄で学ぶ

  2015年11月4日 「中南米地域生活改善アプローチを通じた農村開発」コースの研修員は沖縄県読谷村座喜味仲良し生活改善グループを訪問し意見交換をさせてもらいました。

  戦中戦後の辛い過去を乗り越え皆で助け合う姿、沢山の日々の努力や工夫をその時代を生き抜いたグループ員さんに語って頂き、大変充実したものとなりました。また、自分たちだけの活動で満足するのではなく常に後継者育成に取り組んでいる諸々の活動に研修員一同、感服していました。 戦争で土地を奪われ、食べ物もないほど貧困だった生活で、女性自身が自分たちで考えながら、生活を自ら良くする努力を重ねてきた生活改善のプロセスを研修員はしっかり理解した様子でした。

  生活改善グループの皆さんとの研修の様子をお伝えします。(NPO法人イフパット 研究員 和田彩矢子)

平成27年度第2回ADCA農業実践研修が開催される(野菜の播種育苗)

私どもNPO法人イフパットはADCA(一般社団法人 農業開発コンサルタンツ協会)と協力して、従来より若手コンサルタンツ育成のための農業実践研修を開催してきました。2年間にわたり、野菜の播種育苗、栽培管理などの圃場での作業を中心とした研修を4回開催しています。平成27年度はJICA、ADCAそしてNPOイフパットの3者による研修が計画され、第1回として「稲と野菜の病害虫診断」が7月14日、15日の2日間実施されました。今回、第2回として野菜の播種育苗研修がJICA筑波の圃場施設を活用して9月25日開催されました。本会員活動報告で、講師を担当した匠原監一郎技術顧問に研修の概要を報告していただきます。

平成27年度第一回ADCA農業実践研修が開催される

私どもNPO法人イフパットはADCA(一般社団法人 農業開発コンサルタンツ協会)と協力して、従来より若手コンサルタンツ育成のための農業実践研修を開催してきました。2年間にわたり、野菜の播種育苗、栽培管理などの圃場での作業を中心とした研修を4回開催しています。昨年(平成26年)12月には、JICA(独立行政法人 国際協力機構)の筑波国際センターにおける研修(手押し水田除草機試作)が開催されました。平成27年度はJICA、ADCAそしてNPOイフパットの3者による研修が計画され、第一回として「稲と野菜の病害虫診断」が7月14日、15日の2日間実施されました。当NPO法人は研修実施のための講師派遣と必要な研修資機材の準備手配を担当しています。第2回は9月に野菜の播種育苗研修がやはりJICA筑波の圃場施設を活用して開催される予定です。本会員活動報告で、講師を担当した匠原監一郎技術顧問に研修の概要を報告していただきます.

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